民進・前原代表が両院議員総会後に会見(全文1)民進代表は辞めるつもりない
実質的な解党的な合流だとの意見について
TBS:TBSの報道局長の金平です。今回の決断、非常に劇薬というか、両院議員総会が終わったときに、ここに参加されていた方が、こういうふうにおっしゃっていました。次の選挙では党名が消えるわけであるから、実質的な解党的な合流だというふうに自分は考えていると。こういうご意見を伺いましたけど、前原代表はそのことについてどうお考えかと。 もう1つです。ご自身、前原さんご自身は出馬する際、この提案に従えば希望の党公認ということでご出馬なさるということでよろしいんですか。 前原:はい。われわれは長い政治生活の中で、共に社会を考え、そして政策を磨いてきた仲間がたくさんいます。そしてその仲間との共通する社会像。自民党の自己責任型社会ではない、支え合いの社会というものをつくりたいという思いは、一切変わっておりません。それをなんとか実現をしたいという思いでございます。 ただ、いくら商品が良くてもお客さんに買ってもらわなければ、ものは売れません。そうしたお客さんに買っていただける土台をまずはしっかりつくっていこうということの中で、今回の決断をさせていただいたということでございまして、今後、政策合意の中で、われわれが目指す社会像というものをお互い共有し、今度は大きな仲間になるわけでありますが、共有をする中でその社会実現のために頑張っていきたいと思っております。 2つ目のご質問でございますが、まだそこは希望の党の公認候補で出るのか、無所属で出るのかということについてはまだ決めておりません。これは極めてテクニカルな話でございまして、法律上は民進党籍を残したまま、例えば希望の党というある党の公認候補になることは法理上、問題ありませんが、これについてどう考えるかっていうことを少し整理しながら10月10日までには結論を出したいと思っております。 TBS:〓解党的合流00:09:57〓ではないということですね。 前原:うん、いろんな方々がおられますけれども、私は小池さんのおっしゃっているアウフヘーベンだと、つまりは止揚だと、こう思ってます。 司会:はい。ではどうぞ。