民進・前原代表が両院議員総会後に会見(全文1)民進代表は辞めるつもりない
4野党の幹事長会談と小選挙区・候補者一本化に向けて模索について
東京新聞:東京新聞の〓ヤマグチ 00:10:16〓と申します。よろしくお願いします。先ほど代表は、10日あまり小池知事と話し合ったというふうにおっしゃいました。振り返れば、この10日ほど、先週ですか。4野党の幹事長会談を設けて、小選挙区での候補者一本化に向けて模索するということをおっしゃっていました。そうすると両にらみで両党と交渉していたことになるのかということと、その一本化についてですが、この4野党、足並みが乱れるということで、1対1の構図というのをしっかり作れる、実現できるというふうにお考えでしょうか。 前原:はい。まず4党の幹事長で集まったのは、国会を開けと、冒頭解散はまかりならんということで、それを確認するための4野党幹事長会談でございましたので、言ってみれば、候補者調整とか、われわれは1回も使っていない言葉ではありますけれども一本化とか、こういうものの集まりであったわけではありません。 他方で、小選挙区でありますので、1対1で、どう戦う仕組みを作るかということについては、それは今後も模索していくことにはなるんだろうというふうに思います。1つの今回の結論として、この希望の党と一緒にやっていくということになりましたけれども、ほかにも野党はおられるわけでありますので、これをどういうふうにしていくかということについては、今後、小池代表の意向も踏まえながら、模索をしていくということになろうかと思います。 司会:では奥から。一番後ろの方、どうぞ。
希望の党に公認申請しても、拒否されることがあるのではないか
記者1:フリーの横田一ですけども、希望の党に公認申請しても、拒否、〓**ベツ00:12:07〓される恐れがないのかと。で、社民党出身者、旧社民党出身者は受け入れない主旨の発言を小池代表がしていますし、特にきのうも、細野さんが安保法制の白紙撤回を当然見直すという発言をして、今まで民進党の立場、主要政策の、安保法制白紙撤回、特定秘密保護法、共謀罪廃止の旗を降ろすことになるんじゃないかという懸念があるんですが、排除の論理、特にリベラル派と主要政策の見直しを迫られるんじゃないか、2点についてお伺いしたいんですが。 前原:はい。われわれは、一緒にやってきた仲間でございますので、この仲間の公認を目指すということで、これから交渉していくということになろうかというふうに思います。それはもともとどこの党にいたかどうかということは、もう一緒になったからには、私どもは関係ないという立場で臨んでいきたいというふうに思っています。 私、細野さんがどういうご発言をされたかということについては存じ上げませんが、安保法制の廃止、憲法違反、廃止ということを決めたのは、細野政調会長のときだったというふうに思います。そういう意味においては、憲法違反というものについて、その疑義があるものについての白紙、あるいは見直しというものについては、われわれは少なくとも細野さんとの間では合意できるんではないかと思いますし、われわれも、何も、日米安保が駄目だと言っているわけではなくて、日米安保は極めて重要であると。そして、日米防衛協力の指針、ガイドラインの見直しによって、日米の防衛協力を進めていこうと。こういうことの中で、お互いの政府で合意したことを、それぞれの国が対応策、法整備を行っていくということの中で、行われたことについては、全てノーではありません。 従って、われわれは隙間のない形で見直しはするけれども、新たなものを現実的に、アメリカとの交渉の中で模索をしていくということでありますので、合意はできるのではないかと私は思います。 司会:どうぞ。