「移籍について話し合いを…」アストン・ビラ、スペイン代表FW獲得に名乗り? バルセロナの動向次第で「早急に動く必要が…」
アスレティック・ビルバオに所属するFWニコ・ウィリアムズの獲得に、アストン・ビラが関心を示していることがわかった。UEFAユーロ2024(EURO2024)で躍動したウィンガーを巡る争奪戦は、激化の一途を辿っている。イギリスメディア『TEAMtalk』が現地時間16日に報じた。 22歳のウィリアムズは、23/24シーズンの公式戦の37試合に出場し、8ゴールと19アシストと堂々たる結果を残し、ユーロに臨むスペイン代表に招集された。大会ではバルセロナのFWラミン・ヤマルと共に両翼を形成し、スピードを生かした仕掛けからチャンスを量産。決勝のイングランド戦で先制点を決めるなど、チームの優勝に大きく貢献した。6000万ユーロ(約96億円)の契約解除条項が存在するといわれる快速ドリブラーへの関心は日に日に高まっており、とりわけ、ヤマルとの再タッグを夢見るバルセロナが、獲得に本腰を入れていると伝えられている。 しかし、ここにきて、FWムサ・ディアビのサウジアラビア移籍が濃厚となった、アストン・ビラが獲得レースに参戦したようだ。同メディアによると、ビラはウィリアムズをディアビの理想的な後釜とみなし、「代理人と移籍について話し合いを持ったことを確認している」とビラが、獲得に向けて接触を試みたことを明らかにしている。また、財政問題が改善しつつあるバルセロナが、数日中に獲得交渉を進展させる見込みがあるため、「争奪戦に勝ちたいならば、早急に動く必要がある」と伝えている。
フットボールチャンネル編集部