スマホで目が疲れたときの「筋肉ほぐし」2つ。目のピントをきり替えて“老眼”も予防
スマホやパソコンを使ったあとに遠くを見ると、ものがかすんだり、ぼやけて見えたりしませんか。そんなときは「ピント合わせ」と「目ぐるぐる」で目の疲れを軽くしましょう。かすみ目・老眼予防にもなる簡単トレーニングを、眼科医の有田玲子先生に2つ教えてもらいました。 【写真】親指を使った「ピント合わせ」トレーニング
かすみ目・老眼予防に！ピント合わせトレーニング
近くや遠くを瞬時にピント調整するのが、毛様体筋（もうようたいきん）と呼ばれる筋肉組織。視線を3段階できり替えてピントが合いやすくしましょう。デスクワークやスマホの使用が多い人は実践してみて。
●1：ひじを曲げて親指を見る
片手の親指を立ててひじを曲げる。目から20cmほどの距離で、親指を5秒見る。
●3：親指から5m先を見る
2の姿勢のまま、親指の5mほど先に視線を向けて、10秒キープ。 「パソコン作業が続いたら行って、スマホ老眼を予防しましょう」（有田先生、以下同） ※1～3を5セット
重い目が軽くなる「目ぐるぐるトレーニング」
目が重く感じたら、眼球の動きを支える筋肉が疲れている可能性も。目をぐるぐる動かしながら筋肉をほぐすと、目の重みが軽くなります。
●1：指を追って目を上下に動かす
親指を立ててひじを伸ばす。 顔や眉を動かさず、上下に動かす親指を追いながら目を上下に動かす。 【ポイント】 顔や眉は動かさないで。
●2：指を追って目を左右に動かす
同様に顔や眉は動かさずに、左右に動かす親指を追うように、目だけを左右に動かす。 【ポイント】 目だけを動かして。 「目が重たいと感じたときに行うと、すっきりします！」（有田先生） ※ 1、2を各5～10往復
ESSE編集部
