「夜はそれほどおなかが空かないから…」と菓子パン1つとサラダだけで済ませがちな娘。栄養が偏っていないでしょうか?
摂取し過ぎてしまう栄養素についても確認が必要
特に菓子パンは1個当たりのカロリーが高いものが多く、商品によっては含まれている砂糖も多い傾向なので、食べ過ぎると肥満の原因になる可能性があります。 また、糖質の取り過ぎは血糖値の上昇を招き、動脈硬化や糖尿病などを引き起こす原因にもなるため、注意が必要です。 「サラダも一緒に食べているので安心」と思う人もいるかもしれませんが、毎日の食事はバランスよく食べることが大切なので、肉や魚なども積極的に取るようにした方がよいでしょう。 コンビニのサラダにしても、根菜を使ったものや豚しゃぶ肉を使ったものなどさまざまな種類があるため、自分が不足しがちな栄養をバランスよく摂取できるよう、考えて選ぶことをおすすめします。
毎晩「菓子パンとサラダ」だと栄養バランスが偏る可能性がある
今回の事例では「娘が夜ご飯を菓子パン1つとサラダで済ませていて、栄養面が心配」ということですが、菓子パンとサラダだけでは鉄分やカルシウム・ビタミンB群などの栄養素が不足する可能性があります。また、カロリーや糖質の取り過ぎも心配されるため、健康によいとはいえないでしょう。 コンビニの菓子パンとサラダを購入すると単身世帯の1食分の目安より100円ほど安く済む可能性はありますが、種類によっては節約にならないこともあるため、経済的なメリットが大きいわけでもないようです。 あまりおなかがすかないようであれば、栄養バランスのよい食事を少量取るようにするなど、健康面にも気を配るようにしましょう。 出典 政府統計の総合窓口(e-Stat) 総務省統計局 家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表2023年 第9表 1世帯当たり品目別支出金額及び購入頻度 厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020 年版) II 各論 1 エネルギー・栄養素 1-2 たんぱく質 たんぱく質の食事摂取基準(126ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部