ボーフムMF三好康児「W杯に出るのが一番の夢」 日本代表復帰への思い明かす 27歳で5大リーグ挑戦
ドイツ1部ボーフムのMF三好康児（27）が9日、オンライン取材に応じた。 欧州主要リーグの夏季移籍期間最終日の8月30日にイングランド3部バーミンガムからボーフムへ駆け込み移籍した。4年契約で加入し、海外3クラブ目で初の5大リーグ挑戦。「去年チャンピオンシップで1年やって自分なりの手応えがあった中でチームは降格してしまったので、チャンスがあれば上のステップに行きたいとずっと思っていた。結果的に移籍するのはギリギリになったが、いろんなチームと話はしていて、その中でボーフムが長い間オファーをくれていたので、最終的にボーフムで挑戦しようと思った」と語った。 【画像あり】かっこいい！日本代表の新ユニホーム発表 「ヨウジヤマモト」デザイン、コンセプトは炎 9月のフライブルク戦で加入後初先発を果たし、最近は途中出場となっている。「まだ試合したのが3試合なので全部を見られているとは思っていないが、イギリスから来て、初のドイツというところで選手の個々のクオリティーの高さは今までのどのリーグよりも高いなと感じる。ただ、イギリスに比べると試合のテンポの部分はボールを握る中で、そこまで激しくないというかコントロールされた試合が多いかなという印象はある」とプレーの違いについて話した。 日本代表復帰への思いも明かした。これまで国際Aマッチ5試合に出場し、2得点。「W杯に出るのが一番の夢なので、今代表選手の中に自分の同世代の選手、特に東京五輪で一緒に戦った選手が多い中で自分もやっぱり、その舞台で活躍したいという思いは、いまだに持っている。だからこそ、高いレベルの中でもう一度結果を残して、そこにもう一回呼んでもらうために今回ドイツで挑戦しようと思ったというのも一つの経緯」。得点やアシストなどでアピールしつつ、「まずはチームの勝利というところが大前提として、チームの目標である1部残留というところをしっかりと達成できるように自分が力になれればと思う」と力を込めた。
