何もしない農水省

　小里泰弘・農林水産相は日刊工業新聞のインタビュー取材に応じ、記事が10月16日の紙面に掲載された。コメの品薄、価格の高止まりについての質問に対し、小里農水相は以下のように回答した。 《「コメの価格は需給バランスで設定され、農水省として関与はしない。資材価格も高騰している。農水省としては小売りなどにコメが安定的に届くように促す。今回のコメ騒動の原因を解明し、今後の対策としたい」》 　我々が価格高騰に悩んでいても、農水省は「関与はしない」そうだ。 ▼新聞各紙の出典 新米流通もコメ高騰/物価高、主食に波及/コスト転嫁で「適正価格」（神奈川新聞:10月6日） ＜秋田から問う＞2024あきた衆院選（4）　農業再生へ対策急げ　農政不備「米騒動」招く（秋田魁新報:10月14日） 県内コメ価格　高止まり/新米出ても…家計圧迫嘆き/農家は消費者離れ懸念/産地は盗難警戒（宮崎日日新聞:10月5日） 困窮者支援　食品高騰で苦境*釧路の市民団体「わかちあい」*経費、前年の1.6倍*寄付呼び掛け（北海道新聞釧路版:10月12日） コメ高騰に苦慮　芝寿し、11月に値上げ　食品・飲食店の仕入れ値1.5倍に（北国新聞:10月8日） 石破内閣　新閣僚に聞く/農林水産相・小里泰弘氏　持続可能な生産基盤に（日刊工業新聞:10月16日） デイリー新潮編集部