清原正吾に本音「野球をやめないでほしい」「プロで活躍できる」無念のドラフト指名漏れから9日後、慶大の監督が明かした“清原正吾の様子”
「野球を続けてほしい」恩師の本音
堀井の葛藤――それはつまり、野球をやめることを決断した正吾に翻意を促したいものの、正吾の置かれた境遇や4年間の努力を鑑みれば野球から離れたいという気持ちも理解できてしまう、ということだ。だからこそ、ドラフト後、正吾とは周囲が想像するほどは言葉を交わせていない。 堀井はいう。 「彼の人生ですから、彼自身が決めるべき。こちらが(野球をやるように)追いかけると逃げていくと思うんでね。清原正吾という人間を応援してくれる野球ファンってたくさんいるんですよ。そういうファンのために監督としてできることは100%やりたい。もちろん、彼の人生だから野球をやることを強制はしないし、(決断を)尊重もするし、ここまで精一杯やったということも認めています。受け入れています。でもね、ここでもしチェンジマインドして野球を続けたら、また野球界に良い影響が生まれる。そこまでが僕の役目だと思っています」 清原正吾は将来についてどんな答えを出すのだろうか。すべては11月9日からの慶早戦が終わってから明らかになる。
(「プロ野球PRESS」柳川悠二 = 文)
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