バルセロナの“10番”が復帰! フリック監督も期待「どれくらいかは言えない。ただ、プレーする準備はできている」
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、チャンピオンズリーグ第1節モナコ戦に向けた前日会見に出席した。18日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 今シーズンからチャンピオンズリーグの大会方式が一新され、19日に行われる第1節でモナコと対戦するバルセロナ。ハンジ・フリック新監督の下、ラ・リーガ開幕5連勝と“無傷”で、欧州最高峰の舞台に乗り込んできたものの、リーグ最多得点数を記録するチームの攻撃を牽引してきたMFダニ・オルモがケガにより招集外に。それでも、負傷離脱中だったFWアンス・ファティが戻ってきた。 10年ぶりのビッグイヤーに向けた戦いが幕を開ける中、前日会見に出席したフリック監督は「目標は優勝か? うん、そうだ。バルセロナのようなクラブはタイトルを獲りたいと思うだろうし、チャンピオンズリーグは世界最高の大会だからなおさらね。それには、我々全員に高いレベルのプレーが要求され、最高のチームと戦うだけの準備をする必要がある。もし、誰かが100パーセントでないのなら、その選手をプレーさせることはできない」と意気込みを語った。 またフリック監督は、ダニ・オルモに言及。15日に行われたジローナ戦で負傷交代を強いられた同選手は右足大腿二頭筋を痛めたことが確認されているが、同指揮官は「代わりを見つけるのはいつも難しい。ダニは、ボールを持ったとき、ゴール前でプレーしたときのクオリティを持っている…。我々は彼のケガを受け入れなければいけないし、彼がいなくても同じレベルを維持し続けられることを願っているよ」と心境を明かした。 一方で、“10番”が帰ってきた。今夏にブライトンからレンタル復帰したものの、プレシーズン中に負傷離脱となり、出遅れたアンス・ファティについては「どれくらいかは言えない。ただ、プレーする準備はできている。彼が得意とするポジションも分かっているが、それも言わないでおこう。今にわかるはずだ。彼はトレーニングをとても楽しんでいて、多くのゴールも決めていた。我々はそのような選手を必要としている」とコンディションが上がってきていると述べている。 そんなバルセロナの初戦となるモナコ戦は、日本時間20日午前4時にキックオフを迎える。
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