【MLB】メッツが先発補強 右腕モンタスとオプトアウト付きの2年3400万ドルで契約合意 米記者報道
日本時間12月2日、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者が報じたところによると、メッツはブリュワーズからFAとなっていた先発右腕フランキー・モンタスと2年3400万ドルの契約を結ぶことで合意に至ったようだ。1年目終了時点のオプトアウト権が盛り込まれているという。メッツは今オフ、ホセ・キンタナ、ルイス・セベリーノ、ショーン・マナイアがFAとなり、先発投手の補強が急務となっていたが、まずは先発補強の第1弾を実現させた。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 現在31歳のモンタスはアスレチックス時代に先発ローテーションの中心的存在として活躍し、13勝9敗、防御率3.37、207奪三振という自己最高のシーズンを過ごした2021年にはサイ・ヤング賞投票で6位にランクイン。メジャー9年目の今季はレッズとブリュワーズで合計30試合に先発して150回2/3を投げ、7勝11敗、防御率4.84、148奪三振をマークした。同じ右腕として、FAになったセベリーノの穴埋めを担うとみられる。 メッツの先発陣は、今季30試合以上に先発した3投手(キンタナ、セベリーノ、マナイア)がいずれもFAに。ローテーションを担える投手は千賀滉大、デービッド・ピーターソン、ポール・ブラックバーン、タイラー・メギルくらいしか残っておらず、先発投手の補強が急務となっていた。今後も先発投手の補強が続くと思われるが、現時点では千賀、モンタス、ピーターソン、ブラックバーン、メギルの5人がローテーションを形成することになる。 なお、モンタスは大谷翔平(ドジャース)がエンゼルス時代から得意にしている投手として知られており、投手別で最多となる通算5本塁打を放っている。通算36打席の対戦で打率.379(29打数11安打)、5本塁打、13打点、7四球、7三振、出塁率.500、長打率.897、OPS1.397。メッツとドジャースの対戦は来季7試合組まれており、モンタスと大谷が対戦する機会も出てくるはずだ。