【全日本】青柳優馬 6人タッグで団体底上げに着手「ベルトを取って最優秀バカ賞を制定してもらう」
全日本プロレスの〝陰湿ファイター〟青柳優馬(29)が、団体の底上げに着手する。 来年1月2日の東京・後楽園ホール大会で同じ「バカの時代」の阿部史典、佐藤光留と組み、全日本プロレスTV認定6人タッグ王者「北斗軍」の大森北斗、羆嵐、サイラス組に挑戦する。27日に都内で開かれた会見には、それぞれの代表として優馬と北斗が出席した。 マイクを持った優馬は「今までこのベルトを持っていた歴代のチャンピオンたちは、正直言って鼻で笑われるような選手しか持ってない。自分たちのようなプロレス界三大必殺仕事人がこのベルトを取ることによって、最大限に輝くベルトにしたい」と3冠ヘビー級王座、世界タッグ王座、世界ジュニア王座に引けを取らないベルトにすると宣言。さらに王者になった暁には若手にもチャンスを与え、団体の底上げを狙うとし「くすぶってるやつらとか、なかなかタイトルに絡めない選手たちとかが挑戦できるようなベルトにしてあげたいです」と堂々と語った。 王者・北斗も優馬の言葉に賛同し「このベルトは全日本の黒歴史の象徴。おばちゃんとか飲み屋の姉ちゃんみたいなのが巻いてたりして、どうしようもなかったんですけど、いま北斗軍が取り返し、明らかにベルトの価値は上がってます」と胸を張り、最多防衛記録更新を目指した。そして最終目標にはプロレス大賞に新たな「6人タッグ賞」の制定を要求した。 これに対抗する優馬は「そっちが6人タッグ賞をつくるんだったら、俺らがこのベルトを取って最優秀バカ賞を制定してもらう。ベルトをその第一歩にします」と語った。何だかよくわからない言い合いに発展したが、来年で52回目を迎えるプロレス大賞に変革をもたらすトリオが現れるのか…。
東スポWEB