カメラでメガネが楽しくなる「Ray-Ban Meta」を買ってみた
撮影画像はメモリ内に保存され、スマートフォンに転送できます。転送はWi-Fiを使っているようなのですが、アクションカメラなどの一般的な転送と違い、Wi-Fiの接続設定も不要でスピードも高速で安定しています。最初はBluetoothのみで転送していると思ったぐらいです。設定すれば、「メガネを外してツルを畳む」と自動的に転送する設定も可能です。
■音声を使ってスマートに操作 Ray-Ban Metaを使うにあたって、特に便利なのが音声制御の機能です。 Ray-Ban Metaでは、「Hey Meta」と呼びかけることで音声制御が可能になります。写真を撮るときは「Hey Meta, Take a photo」、動画撮影をするときは「Hey Meta, Take a video」です。
「Hey Meta」と呼びかけた段階で電子音が鳴り、命令をすれば写真や動画を撮影します。動画撮影を止めるときは「Hey Meta, Stop recording」と言うと、「Hey Meta」と言う直前までの動画が記録されます。 ちなみに、「Hey Meta」以降の言葉は日本語非対応ですが、かなりざっくりとした言葉で実行してくれます。「Photo」や「Video」のかわりに「Picture」や「Movie」と言っても反応しますし、単に「Hey Meta, Photo(Video)」だけでも撮影してくれます。他には時間やバッテリー残量も音声で聞くことができますが、正直に「Hey Meta, How much battery is left?」などという必要もありません。「Time」や「Battery」だけでも回答してくれます。 いずれにしても、カメラを構えるために両手が塞がっていても、その場で撮影ができるのは便利です。スピーディにテンポ良くシャッターが切れるわけではないので少し慣れが必要ですが、取りあえず周囲の様子を撮影するなら快適です。