佐々木朗希の抜けた穴は埋まる? ロッテに加入した「魔球の使い手」に期待が
15勝以上の白星も
テンポの良い投球も持ち味で、連盟特別表彰のスピードアップ賞を20年から2年連続で受賞している。12月19日に入団会見を行った際、新天地での意気込みを語った。 「ZOZOマリンのマウンドや雰囲気はすごく好きですし、投げやすい球場だなと感じているので、そこをホームに戦えるのはプラスに働いてくれるんじゃないかと思っています。25試合、それ以上投げるという覚悟でここに来ると決意しているので、しっかりと自覚と責任をもって準備して戦いに備えたいなというところです」 「令和の怪物」と形容された佐々木だが、度重なる故障の影響もあり規定投球回に到達したシーズンは一度もなかった。石川がシーズン25試合の先発登板をクリアすれば、イニング数で自己最多の156回1/3を更新し、15勝以上の白星が見えてくる。古巣のソフトバンクが手強い球団であることは間違いないが、ロッテファンの熱狂的な応援を背に受け、右腕を振り続ける。 写真=BBM
週刊ベースボール