中日・小笠原慎之介、「ピラティス」を取り入れて『赤ちゃんの動き』を目指す 自主トレ先の沖縄・北谷入り
ポスティングシステムを使用した移籍へ向け、米球団と交渉中の中日・小笠原慎之介投手(27)が7日、中部国際空港から自主トレ先の沖縄・北谷入りした。入団1年目のキャンプを過ごし、飛躍のきっかけをつかんだ地で約2週間のトレーニングを予定。プロでの”2つの原点”と言える地で新たなシーズンへ備える。 小笠原が北谷での自主トレに「ピラティス」を取り入れて”赤ちゃんの動き”を目指す。 レギュラーシーズンが終わった昨年11月から名古屋市内のスタジオに週2、3日の頻度で通う左腕。流れるような動きで体の可動域や柔軟性を大事にするピラティスに1時間ほど取り組む。脚を上げる動作一つを取っても股関節の動きから意識。「投球でも指先で操作しがちになるんですけど下半身からの連動が大事。自分の体をコントロールすることが目的です」と野球の動作につなげる。 北谷での自主トレでは昨年12月に米シアトルの施設「ドライブライン・ベースボール」を訪れて作成されたメニューをこなしつつ、トレーニング室などでピラティスを実践する。「人間本来の動き、体を大きく使う赤ちゃんの時にできていた動きができるようになれば」と目標を語った。
中日スポーツ