大阪・堺市の竹山市長が辞任会見(全文2)会計処理の基本を怠っていた
二重計上が辞職に値する理由は?
NHK:NHKです。先ほど今月15日に提出した報告書から領収書の二重計上が見つかったことが契機だとおっしゃられたんですが、これはほかのそれまで指摘されていた事案と異なって、どのような理由で辞職に値するものだったんでしょうか。 竹山:今回、私は全ての支出について5万以上の領収書を添付するということで、今、皆さま方にお示ししたところでございます。それが実際にかなっていなかったということで、非常に私としては慚愧に堪えないところでございます。今まで6割の領収書と払い込み通知書しかなかった分が100%と皆さま方にたぶん申し上げた、ほぼ100%と言われて100%と言いましたので、その分について非常に私もできなかったことを悔しく思います。 NHK:あと、そもそも単純ミスだとそれまで説明をされてきたと思うんですけれども、【虚偽記載 00:23:03】の金額が2億3,000万円ほどになった理由について、どのように【**** 00:23:08】ですか。 竹山:ゆうちょの払い込み通知書が本当にたくさん連番で来ている部分について再確認して再発行を求めたところ、いろいろな方々からのパーティー券の支払い、会員収入の振り込み等々ございました。そういう意味で、もっとしっかりとゆうちょの振り込み書をチェックしておくべきだったと思っています。欠番になっている部分がございました。 NHK:そもそも単純ミスだったのか、そういう個別の事案というより、そもそもの原因はなんだと思いますか。 竹山:私はそういったものについての会計処理の基本の部分について、やはり怠っていたのではないかと思います。
政治団体は解散するのか
共同通信:共同通信の【ハガ 00:24:16】です。今回、問題となった政治団体、確認団体は選挙が始まる前だったと思うのですが、それなりの金額が後援会と資金管理団体に残っていた。政治家を引退されるということはそれだけのお金が、市長個人のものではないですけど、口座の中になんらかの形で残ると思われますが、団体の今後について、解散するなりするのか、その辺りのことはどういうふうにお考えでしょうか。 竹山:まだそこまで考えておりません。ただ、政治家を辞めているのに団体があるというのもおかしなことですので、しっかりと対応していきたいなと思っております。