トップシードのムゼッティが劣勢を覆してオコネルに競り勝ち初戦を突破「あまりブレークのチャンスを作れなかった」 [成都オープン/テニス]
トップシードのムゼッティが劣勢を覆してオコネルに競り勝ち初戦を突破「あまりブレークのチャンスを作れなかった」 [成都オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「成都オープン」(ATP250/中国・四川省成都/9月18~24日/賞金総額126万9245ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が1セットダウンから巻き返してクリストファー・オコネル(オーストラリア)に6-7(5) 6-4 7-6(4)で競り勝ちベスト8進出を決めた。 ~成都オープンで苦戦を強いられながらも初戦を突破したトップシードのムゼッティ選手~ 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ムゼッティはこの試合が初戦だった。接戦の末に迎えた第3セット3-5からブレークバックに成功したムゼッティはもつれ込んだタイブレークではほぼ常にリードし、最初のマッチポイントをものにして2時間38分で勝利をもぎ取った。 「難しい試合だった。彼のサービスは非常にシャープな上に正確で、あまりブレークのチャンスを作れなかった」とムゼッティは試合後のオンコートインタビューで語った。 「でも最終的に僕は集中力を維持して正しい戦術でプレーし、試合を通していいプレーをすることができたと思う」 ムゼッティは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した19歳のジョウ・イー(中国)を7-6(3) 2-6 6-4で破って勝ち上がった第5シードのアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦する。 そのほかの試合では第2シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が予選勝者のフェデリコ アグスティン・ゴメス(アルゼンチン)を6-4 6-4で退け、19歳のシャン・ジュンチャン(中国)は前年の準優勝者で第8シードのロマン・サフィウリン(ロシア)に5-7 6-3 6-3で逆転勝利をおさめ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
テニスマガジン編集部