苦手な同僚との接し方に悩む…長嶋一茂、リスナーからの相談に「簡単に言うと相手を“いないもの”だと思う。つまり達観するしかないんですよね」
◆つらい出来事も前向きに受け止めて進んでいく
原:続いてのお悩みです。 <リスナーからのメッセージ> 15年前に離婚し、ふたりの息子を育ててきました。この春に息子たちは成人し、肩の荷がおりました。10年間お付き合いをしていた彼とようやくこれから、というときに先日フラれてしまいました。好きな人がいて、その人と結婚するとのことです。 私は本当に男性を見る目がないんです。一茂さんみたいな方はどこにいるのでしょうか。 長嶋:最後の一行が嬉しい(笑)。これは切実なお話ですね。 原:10年間お付き合いをされていたとのことで、これはショックなお話ですよね。 長嶋:ずっと母子家庭で大変な思いをされてきたと思いますし、お子さんが成人されたことで少し安心する部分はありますね。ただ、そうはいってもこの方自身の恋愛は別の話ですから。 原:質問としては、一茂さんのような方はどこにいるのかを知りたい、ということですかね。 長嶋:いや、申し訳ないけど、僕みたいな人はどこにでもいるんじゃないですかね(笑)。 原:そんなことはないと思いますよ。でも、男性を見る目って難しいですよね? 長嶋:男性を見る目がない女性と同じように、女性を見る目が男性にも基本的にはないんですよ。 原:実体験で感じることがあったんですか? 長嶋:お互いに惹かれ合うっていうのは、男女それぞれにないものを求め合うんですよね。でも、ないものを求め合ってお付き合いして結婚すると、段々とそこを求めなくなってくるじゃないですか。そうすると、夫婦のあいだでいろんなことが起こってくる。 原:ケンカが増えたりとか。 長嶋:それもありますね。考え方としては、人間って起きたことはすべて肯定して生きていくしかないんですよ。10年間待って結婚できないのは本当にかわいそうですし、残念なことだったと思います。「あの人と結婚しなくてよかったな」と肯定的に考えて、次の方との出会いに向けて頑張るしかないかなと思います。 原:一茂さんから見て、いいなと思う男性はどういう方ですか? 長嶋:やっぱり親孝行をする人がいいなと思いますね。 原:家族を大切にする人ですね。 (TOKYO FM「ラジオのタマカワ」2024年10月10日(木)放送より)