苦手な同僚との接し方に悩む…長嶋一茂、リスナーからの相談に「簡単に言うと相手を“いないもの”だと思う。つまり達観するしかないんですよね」
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」レギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りしていきます。 10月10日(木)の放送では、玉川の代演パーソナリティとして長嶋一茂さんが出演。リスナーから寄せられた悩み相談に答えていきました。
◆すべてが思い通りになる職場は存在しない
原:今回はリスナーさんのお悩みを紹介していきたいと思います。 <リスナーからのメッセージ> 私の悩みは苦手な同僚との接し方についてです。私は小規模の職場で働いているのですが、どうしても苦手な人がいて困っています。その人に嫌なことをされたわけでも、迷惑な思いをしたわけでもありません。ただ、何となく仲良くしたくないと感じてしまうのです。 誰とでも仲良くするのは難しいと思っています。どうしたらイライラせず、穏やかに仕事ができるのでしょうか? 気持ちの切り替え方を教えてください。 長嶋:真剣な相談を私にしていただいてありがとうございます。 原:みんなと気が合うって難しいことですよね。 長嶋:このお悩みは居心地の悪さの話をされていますよね。その場の居心地が悪かったら、そこを出て行ける状況だったら出ればいいと思うんですよ。これって居心地をどこまで求めるかってことなんだよね。 人間って自由を求めますけど、本当の自由というのはルールあってのものだと思います。何でもかんでもしていいっていうのは自由ではないんだけど、人間ってそこを求めますよね。居心地についても自由と同じことが言えると思います。 原:一茂さんは仕事場で気が合わないなと思う方はいましたか? 長嶋:いまだにたくさんいますよ。でも、それって当然なんですよ。 原:そういうときはどうするんですか? 長嶋:簡単に言うと相手を「いないもの」だと思う。つまり、達観するしかないんですよね。 原:それがなかなかできないんですよ(笑)。 長嶋:実は職場って、自分が100パーセントやりたいことっていつまで経ってもできないんですよ。つまり、自分と100パーセント気が合う人なんていないってことです。伴侶とだって価値観のすべてを共有なんてできないですからね。 原:他人だとより難しいですよね。 長嶋:話を戻すと、(その人が)いないものとするか、自分がそこから去るか。一番いいのは、自分から苦手な人にぶつかっていくことですね。 原:ぶつかっていくっていうのは仲良くなりにいくってことですか? 長嶋:生理的に嫌だというお話に聞こえるので、相手とコミュニケーションを取っていくのがいいのかなと思います。