【バレー】1、2年生主体のチームで八王子実践高が2年ぶり、前回インターハイ女王の下北沢成徳高が8年連続の本戦出場【東京都インターハイ予選(女子)】
東京都代表の残り1枠を争うのは下北沢成徳高と共栄学園高。直接対決となる第3試合の勝者が本戦の切符をつかむこととなる、事実上の代表決定戦となった。 第1セット序盤、一進一退の攻防が続くが、主導権を握ったのは下北沢成徳高だった。中盤に荻野明花、久米未唯奈の2年生コンビのスパイクなどで6連続得点。終盤にはイェーモンミャキャプテンのスパイクで相手に連続得点を許さず、リードを守りきり、セットをものにする。第2セットは共栄学園高にリードされるが「自分たちの武器はブロック」(イェーモンキャプテン)という通り河俣心海、柳千嘉の180㎝超えコンビのブロックが随所に決まる。終盤に主導権を奪い返し、最後は柳のブロックで手に汗握る勝負に決着をつけ、8年連続の本戦出場を決めた。 前回女王として臨む今年のインターハイ。伊藤崇博監督は「去年とメンバーも変わっている。逆に向かっていく姿勢で臨みたい」と意気込みを語った。インターハイの目標についてイェーモンキャプテンは「優勝します」と力強く宣言した。 ※吉井美樹の吉の字はつちよし 【女子ベスト4リーグ試合結果】 <最終順位> 1位 八王子実践(3勝0敗) 2位 下北沢成徳(2勝1敗) 3位 共栄学園(1勝2敗) 4位 文京学院大女(0勝3敗) <第1試合> 下北沢成徳 2(25-15、25-23)0 文京学院大女 共栄学園 0(22-25、24-26)2 八王子実践 <第2試合> 下北沢成徳 0(22-25、16-25)2 八王子実践 共栄学園 2(25-19、25-22)0 文京学院大女 <第3試合> 下北沢成徳 2(25-16、25-22)0 共栄学園 八王子実践 2(25-11、25-10)0 文京学院大女
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