大阪府松井知事が定例会見9月20日(全文2完)一院制、5年前から言っている話
若狭氏や細野氏など、新党の動きについて
朝日新聞:朝日新聞の〓サキ 00:28:48〓と申します。選挙の関係なんですけれども、若狭さんや細野さんの新党の〓カ***、*******00:28:56〓されていますけど、あらためて新党の動きについての印象、〓ご意見 00:29:01〓、ご感想をお聞かせください。 松井:若狭さんの一院制っていうのはね、やっぱり政党っていうのは政治を一緒にやっていこうと思うと、政治理念、信条、政策がやっぱり一致しないと、やっぱり駄目だと思います。で、若狭さんは自民党から今、新しく新党作られようとされてて、なんか、一院制は、と言われているけど、一院制ってわれわれも5年前から言っている話でね。だからそこは、1つは一院制で出すんだなっていうのは分かりましたけど、あとどういうことを政策に掲げられるのかっていうのがちょっとよく分からないので、そこは何をやる政治グループなのかというのは、注視していきたいなと思います。 朝日新聞:今の現段階での印象だと、有権者、国民は自民党に対する受け皿を求めていたということを言われていたと思うんですけども、そういった国民、有権者から見たら、今の新党の状況は期待感、どの程度持たれそうかなという〓予測、ご感想 00:30:21〓でしょうか。 松井:いや、やっぱり国民の皆さんはシビアに見ていると思いますよ。都議選の場合はやっぱり、都議会のブラックボックスをつぶすという、それがもうすごく響いたと思います。要は、大阪府議会でも、大阪市議会でも、今、もう全てフルオープンでやっていますけど、われわれがやる以前は、やっぱり、まさに密室の談合もあったわけですから。でも、それと同じことを国政で、〓デモ 00:30:59〓、それは都議会の話になるんで違うでしょうということになると思いますけどね。小池さんがどこまでやっぱり関与していくかっていうのは非常に重要なポイントになるかなと思います。 朝日新聞:それはどの程度関与すると、どういう影響を及ぼし、どういうふうな勢力になり、逆に関与しないとどうなるかという、〓*******00:31:22〓お願いします。 松井:いや、やっぱり皆さん期待されているのは、小池さんなんじゃないですか。若狭さんに期待している、細野さんに期待しているって、ここにいる記者の皆さん、それはもうそうじゃないでしょうとみんな分かってるでしょう。もう、違うだろーっていうやつでしょう、それ。違うだろ、違うだろってやつね。だから、小池さんがどこまで本気でやるかやねと思います。 朝日新聞:その、どこまでかはまだ分からないですけど、現時点ではそんなには関わらないような様子でいらっしゃいますけれども、といったような今の若狭さん、細野さんたち主導の新党に対して、維新としましては連携、いかがご対応を考えてらっしゃいますか。 松井:いや、だから何をやるかも分からないのに、連携だとか、なんて言うかな、協力だとか、それはもうまったく何も、答えることもできませんよ。 朝日新聞:現時点ではないと。今の状況だと連携はあり得ない。 松井:ない。ないです。もう、僕も、われわれもね、僕も、もう何度もね、えらい目遭ってきてますから、簡単にこの人とは一緒にやろうとか、もうなかなか、簡単になんでもかんでも一緒に一緒にやろうということは、もうありませんね。 朝日新聞:あともう1点、堺市長選の関係なんですけれども、あらためてちょっとお伺いしますが、解散総選挙がいよいよ具体的に見えてきている中で、両陣営のほうからは、衆院選への影響を心配する声、結果が衆院選に及ぼす影響を心配する声だったり、今の衆院選に向けての準備に対する影響だったり、いろいろ聞こえてくるんですけども、その辺りの影響、いかがかなと。 松井:いや、われわれとしては影響はありません。だってわれわれはもう、小選挙区で維新の会として単独で戦っていますから。どっかと組んでて、野合談合の、もう相乗りをしているほうが有権者から見たら分からなくなるんじゃないですか。特に自共民ですから、これ、もう共産党は自民党を大攻撃して、自民党も民共の合体は野合と言っているわけですから。小選挙区っちゅうのは、もう1対1の戦いですからね。各党1人ずつでの。まあ与党、自公は別ですよ。でも、われわれはそういう形で今までずっと、維新単独で戦ってきたわけですから、今回の堺市長選挙も維新の政策で戦い、自分たちの候補を立てているわけですから、あまり大きな影響はないと、われわれはね。どちらかというと堺はもう、このままずっと選挙やる、みたいな形になるなと思っています。 朝日新聞:〓堺市長選 00:34:41〓とはまた別に、市長選の結果が、勝ち負け、どっちか〓****00:34:46〓ですけれども、その勝ち負けが衆院選に向けての維新の戦い方への影響というのは、どう感じてらっしゃいますか。 松井:いや、もうこれは争点が違いますから、市民の皆さんは冷静だと思いますよ。堺市長選挙で判断基準と、国政選挙の判断基準は違うと。ただ、野合談合、相乗りしてたという事実は、これはもうわれわれは徹底して選挙期間中、言いますけどね。 朝日新聞:それは衆院選になって。 松井:それはそうですよ。 朝日新聞:今の市長選、残りあと何日かですけれども、衆院選が見えてきたことによって維新として各議員さんたちですか。皆さん、〓トウギ 00:35:39〓体制に変更をしたとか、もしくはされる、検討するご予定は。 松井:いや、ありません。もうメンバー皆、1人1人がね、とにかく最後力振り絞って頑張ってるところですから、このまま最後まで戦い抜きたいと思っています。