資産8000万円のパチプロ投資家が注目の2大銘柄、大公開…まだまだ米国株はポジティブに捉えている
楽天の投資信託を通じて買える注目ETFとは
――ドルヘッジという逆の立場から日本に投資するという発想がユニークですね。 これから日本市場がテコ入れしていくなかで、注目に値すると思います。その他に挙げるとすると、短期であればレバナス(レバレッジの「レバ」と、ナスダック100株価指数の「ナス」をとったレバレッジ型投資信託のひとつ)でしょうか。ナスダックの成長力は依然として強いので、それの成長力にレバレッジの力を加えて資産増につなげられる可能性があります。 もう1つ、これは私のYoutubeチャンネルでも紹介していますが、「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」という投資信託も要注目です。これは米国の「シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)というETFに投資をする日本の投資信託で、SCHDとは成長性のある高配当ETFとして有名なVYMに似た性質のETFのことです。 2024年10月時点でSCHDは日本で買うことができませんが、この楽天の投資信託を通じて投資が可能になります。中長期的に保有し続けるとメリットが大きくなると思います。
収入を複線化しておけば逆境の時でも平常心を保てる
――これまで投資家としてピンチも経験してこられたと思います。ピンチ、逆境の時におすすめの考え方や振る舞い方について、アドバイスをお願いします。 投資のインフルエンサーを見ていると、不幸体験を克服してきた体験談がたくさんありますよね。それと比べると私は温床育ちといいますか、恵まれた環境で育ってきた部分があります。 アベノミクスの後は株から離れて、2019年頃に再開。その頃は米国株が右肩上がりをしていた時期でもあったので、波に乗って資産を増やすことができました。そう考えると大きな逆境がないのでアドバイスというのは難しいのですが、大事なのは投資だけに依存しないことだと思います。 私はパチスロが大好きで、株やYoutubeよりも好きです。株で含み損が増えたとしても本業の収入がありますし、パチスロで稼げるという拠りどころもあります。こうして収入を複線化しておけば、逆境になっても平常心を保ちやすいのではないでしょうか。 安全性が高いといわれるインデックス投資でも、相場は上がったり下がったりします。そんな上下を繰り返しながらも長期的には上がっていくと思いますので、リスクを減らしてメンタルの健全性を保ち、投資を継続していけばいつかは勝てると思います。 ――やはりここでもパチスロ愛が出てきましたね。(笑) これだけ生涯楽しめるものがあることは幸せだと思います。投資も大切ですが、投資は手段の1つに過ぎないので、それ以外に楽しめることを見つけることも人生のリスクヘッジだと思いますね。