【フェアリーS展望】重賞好走のシホリーンに注目
今週末の中央競馬は土、日、月曜(11~13日)の3日間開催。日曜中山(12日)では、今年最初の3歳牝馬重賞「第41回フェアリーS」(G3、芝1600メートル)が行われる。春のクラシックシーズンを見据える素質馬が集結。3年前(22年)の2着馬スターズオンアースは桜花賞&オークスを制している。 フルゲート16頭に26頭がエントリー。賞金上位のニシノラヴァンダ、ジャルディニエ、ミーントゥビーの3頭が出走可能。収得賞金400万円の残り23頭のうち、抽選で13頭が出走可能となる。抽選次第で勢力図は変わりそうだ。 注目はシホリーン。好メンバーが集まった前走アルテミスSは5番手から粘り強く伸び、優勝したブラウンラチェットと0秒2差の4着。中山マイルで未勝利Vの実績もあり、コース経験の強みもある。 関西馬ジャルディニエは今回と同舞台の昨秋アスター賞を快勝。前走阪神JFは10着と詰めを欠いたが、今回のメンバー構成なら見直しが必要。 函館2歳S2着のニシノラヴァンダは非凡なスピードの持ち主。2F延長は鍵になるが侮れない。阪神JFで7着と大崩れなく頑張ったミーントゥビー。全姉キタウイングと姉妹でのフェアリーS制覇に挑むキタノクニカラ、新馬戦の内容が良かったエリカエクスプレスも上位争いが十分可能だ。