虎のソナタ 人それぞれの「ベースボール記念日」 6・19甲子園の空には「ハロ」…吉兆の予感
「暑くて狭かったのをよく覚えています。島根のおじいちゃんが巨人ファンで、広島に来たときはよく広島-巨人の試合に連れていってもらいました。もちろん三塁側で。巨人の帽子、リストバンド、メガホンを持って練習を見ていたら、二岡(智宏)選手が折れたバットをくれました」
一方、当番デスク席に座っていた白石大地は陸上部出身の健脚だが、甲子園球場によく通っていたと述懐する。ベンチ上の観客席で観戦するのがお気に入りらしい。
「高校野球が好きで、夏の甲子園によく行ってましたね。花巻東の菊池雄星(現ブルージェイズ)が号泣していたのが印象的で、もらい泣きしました。ベンチ上の席って、よく出場校のOBとか関係者がいて、選手に声をかけているんですけど、僕も全然関係ないのに『お疲れさん!』とか『よくがんばった!』って声をかけてました」
う~ん。人それぞれの「ベースボール記念日」があるんだな。ちょっと思い出にひたりつつ、プロ野球の再開を待ちますか。