「就活の相談に乗るよ」…大手メーカー29歳社員「女子大生の部屋で性的暴行か」立場悪用の甘い勧誘
「家まで送るよ」 そう言って男は若い女性の自宅マンションへあがり込み、イヤがる女性へ性的暴行を加えたという――。 【衝撃画像】「就活の相談に」…大手メーカー社員「女子大生の部屋で性的暴行」戦慄の素顔写真 1月8日、警視庁志村署は不同意性交の疑いで東京都世田谷区に住む会社員・岡田一輝容疑者(29)を逮捕した。岡田容疑者は大手メーカーに勤務。同社のインターンシップに参加していた就職活動中の20代の女子大生Aさんへ、わいせつな行為をしたとされる。 「岡田容疑者はインターンシップ業務を担当し、Aさんと昨年夏に知り合ったそうです。以降、個別で連絡を取り合うようになったとか。岡田容疑者は女子大生が志望する会社の担当者という立場を悪用して、Aさんを次のような甘い言葉で勧誘したとされます。 『就活の相談に乗るよ』『採用試験で不安があったら聞かせて』と。インターンシップ後の昨年11月、岡田容疑者とAさんは喫茶店で再会。さらに数日後には、岡田容疑者が誘い2人で居酒屋に行き深夜まで酒を飲んでいたようです」(全国紙社会部記者) ◆「帰ってほしかったが」 飲酒後、岡田容疑者はAさんが断ったにもかかわらず「家まで送るよ」と彼女が住む都内のマンションまでついていったとか。部屋にあがり込み、11月30日明け方4時ごろに性的暴行を加えたとされる。 「トラブル後、Aさんは友人に相談。昨年12月に警察に被害を訴え事件が発覚しました。Aさんは警察に対し『帰ってほしかったが志望する会社の人なので断りにくかった』と供述。一方の岡田容疑者は、こう言って犯行を否認しています。『(Aさんの)自宅に一緒にいましたが(身体には)一切触れていません』と」(同前) 犯行が事実だとしたら悪質極まりない。神奈川県警元刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が語る。 「犯罪自体が悪いことですが、志望する会社の担当者という優位な地位を利用し弱い立場の女子大生を欲求の対象にしたならさらに悪質です。就活では同様のトラブルが、かなり多く起きていると聞きます。事件に発展しなくても、採用担当者が女子大生を酒の席などに呼び出すケースもあるそうです。『ムリな要求に対しどういう対応をするか見たかった』などと言い訳をして。 入社を希望する会社の社員からの要望なら、大学生も内定ほしさに簡単には断れないでしょう。会社は採用担当者などのコンプライアンス教育を徹底すべきです。優位な地位にある人間にこそ、厳しい規律が求められるのですから」 今回明らかになった就活事件は、氷山の一角なのかもしれない。弱い立場にある学生も、被害を受けたら勇気を出して学校や警察に相談していただきたい。
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