北陸 2週間天気 3連休前半は北ほど梅雨の晴れ間 その後も天気はすっきりしない
3連休初日の13日は梅雨の晴れ間となるでしょう。日中は北からの海風主体となり、真夏日地点はありますが、極端な暑さはなさそうです。その後、14日と15日は雲が広がる見込みです。午後は山沿いや山間部を中心ににわか雨や雷雨がありそうです。山や川のレジャー等を計画している人は万全の装備をお願いします。
3連休 晴れから雨へ 全般に海風となり気温上昇は抑制的
13日の北陸地方は、日本海に中心をもつ高気圧に覆われて梅雨の晴れ間となるでしょう。日中の風は日本海の高気圧から時計廻りに風が吹き出すため、全般に北からの海風となる見込みです。気温上昇は抑制され、最高気温が35度以上の猛暑日となるような極端な暑さはないでしょう。連休中では最もお出かけ日和となりそうです。 14日は、西から天気は下り坂となる見込みです。次第に雨の範囲が広がるでしょう。大気の状態が不安定となり、天気の崩れるタイミングが遅い富山県や新潟県でも、山間部や山沿いを中心に局地的なにわか雨や雷雨がありそうです。 15日の北陸地方も雨が降りやすい見込みです。引き続き午後を中心に大気の状態が不安定となりますので、屋外レジャーなどを計画されている方は、天気の崩れを想定した万全の装備をお願いします。渓流釣り等をされる方は、あまり熱中しすぎないように注意して下さい。上流部の局地的な大雨の影響で川の水位が急上昇する可能性もあります。
高温に関する早期天候情報 19日頃から10年に1度程度の著しい高温
北陸地方には、7月19日頃からを対象に「高温に関する早期天候情報」が発表されています。この早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、事前に注意を呼びかける情報です。 農作物や家畜の暑さ対策、水の管理等に十分注意してください。また、熱中症などの体調管理、食品の温度管理には十分注意してください。
来週末の20日以降 天気は周期変化して安定しない
来週末の20日以降は、晴れ間の広がる日もありますが、天気は周期変化するでしょう。傘マークの日でも最高気温30度以上の真夏日が続き、最低気温は25度以上の熱帯夜が多い見込みです。夜間の屋内でも熱中症リスクの高い日が続くでしょう。体調管理には十分注意して下さい。
日本気象協会 北陸支店 河原 毅