【沖縄在住・美容ジャーナリスト加藤智一の「沖縄美トリート」】「星のや沖縄」
「星のや沖縄」
沖縄在住の美容ジャーナリスト・加藤智一さんがラグジュアリーリゾートを紹介する連載。今回は、本島・読谷村に位置する「星のや沖縄」をご紹介。海岸線沿いに広がる施設には、全室オーシャンビューの客室やインフィニティプール、スパ、道場などがあり、魅力的な滞在プログラムも体験できます。 【写真15枚】この記事で紹介した、星のや沖縄で味わえるラグジュアリーな写真はこちらからチェック! 洗練されたリゾートが数多く建つ沖縄本島の西海岸に位置しながら、サトウキビ畑など沖縄の原風景が残る読谷村。その海岸沿いに沿うように建てられている「星のや沖縄」。美しい景観を維持するべく、2階建ての低層階の客室が立ち並びます。 全客室の眼前には浜辺があり、低層階だからこそ海との距離が近いのが特長。“イノー”と呼ばれる豊かなサンゴ礁に囲まれた海岸が広がり、やさしい波の音も相まって目と耳が癒されます。 客室は全室がベッドルームとリビングスペースのあるスイート仕様。今回滞在したのは、眺めのいい大きな窓のそばにソファを並べた、掘りごたつ式の「床座リビング」のある客室「フゥシ」。暮らすように滞在することがコンセプトの「星のや」だからこそ、こちらでお茶やお酒を楽しんだりなど、パートナーやファミリーでくつろぎの時間を過ごせます。 また、ダイニングには大きなテーブルを配置。シェフが下準備を済ませた料理を客室へ届ける「ギャザリングサービス」も楽しめます。 ベッドルームの壁紙には琉球紅型が施された壁紙があり、読谷村に伝わる民話や昔ながらの風習がストーリーとして描かれています。また、沖縄の焼き物である「やちむん」や、「金細工(くがにぜーく)」など、さまざまな工芸品が取り入れられており、琉球文化を感じられる客室に工夫されています。 アメニティは国産スキンケアのLIRIOを採用。水溶性ゲルとオイルフリー処方が特長で、水分で肌をうるおすことがコンセプト。敏感肌にも対応しています。基本スキンケアやボディケアはサステナビリティに配慮してボトルタイプを配置。また、ハイビスカスの花やシークヮーサーの果実エキスを配合した2種のオリジナルバスソルトや、読谷村産のサトウキビや月桃エキスを配合したフェイスマスクが用意されており、入浴後の保湿ケアは完璧です。 バスルームは深海を彷彿させるような深みのあるブルーのタイルが飾られており、バスタブは全身がすっぽりと収まるような深さのあるタイプ。シャンプーなどはアメニティ同様のLIRIOです。