【スポーティなステーションワゴン】フェラーリ&ポルシェ&アルピナ&VWのハイパフォーマンス ステーションワゴンとは?
横方向のサポートがやや不足気味のシート
このスポーティなシートは、実際には「エルゴコンフォートシート」というあまりスポーティとは言えない名称で、1,250ユーロ(約20万円)で販売されており、さらに1,640ユーロ(約27万円)の「ナッパカーボンスタイル」レザーパッケージも用意されている。横方向のサポートはあるが、どうやら開発の最優先事項ではなかったようだ。
VWは標準的な加速で、0から100km/hを4.9秒という仕様を提示しており、最高速度は250km/hに制限されているが、1,500ユーロ(約25万円)を追加すれば20km/h引き上げることもできる。ブレーキシステムは「ゴルフR」と同じもので、印象的とまではいかないまでも、良好な減速を示す。
アルテオンのインテリアはパサートとよく似ている
「アルテオン」の大胆なヒップと印象的なフロントエンドは、視覚的にその遺伝子提供者である「パサート」から解放されている一方で、インテリアを見るとその関係性がはっきりと見て取れる。結局のところ、「アルテオン」はモデルチェンジした「パサート」のコックピットをそのまま引き継いでいるのだ。これには、もはや最新のものではないインフォテイメントシステムも含まれるが、今日の過剰なまでの接続性の中では、そのシンプルさがむしろ懐かしさを感じさせる。 全体として、4車種は似ている部分もあれば、異なる部分もある。それは、見る人の視点によって異なる。320、495、598、725馬力という出力性能から、アルピナ、フェラーリ、ポルシェ、VWは、性能面でも価格面でも、まったく異なる世界に属している。 さらに、パワートレインの多様性もある。12気筒、6気筒、4気筒、あるいは気筒なし、自然吸気、ターボ、ツインターボ、純電動。しかし、これらはすべて、非現実的な下心を持つ実用的なパートナーだ。DIYショップの前でも、カントリーロードでも、あるいは自宅の車庫で夕日を浴びて眺めるのにも似合っている。
結論
この4台は、我々を楽しませてくれたように、我々にとって特別な存在だ。アルピナとフェラーリは最もエキサイティングな車だが、「プロサングエ」は残念ながら手の届かない夢の車だ。
Alexander Bernt