【大学野球】関大・金丸夢斗が2回零封で関学大V阻止「最後かと思いながら投げていた」が引き分けで4回戦へ
◆関西学生秋季リーグ戦 第6節3回戦 関大5―5関学大=延長12回引き分け=(14日・南港中央) 関大と関学大の3戦目は延長12回の末、引き分けに終わった。 24日のドラフト会議の1位候補に上がる関大・金丸夢斗投手(4年=神港橘)は、5―5の9回から登板。2死から四球で出塁を許したが、次の打者を見逃し三振に斬った。延長10回は空振り三振、二ゴロ、投ゴロに抑えた。2回無安打無失点でマウンドを降り、23年秋の立命大3回戦から続く連続自責0を71イニングに更新。視察した巨人の岸スカウトは「感覚よく投げられていた」と話した。 1勝1敗で迎えた“関関戦”。関大は最終節に試合がなく、勝っても負けてもこの日がリーグ最終戦になると思われていたため「これが(リーグ戦)最後かと思いながら投げていた」と金丸。ただ、以降も両チーム無得点に終わり、規定により12回引き分けとなった。最終節で関学大が京大に勝ち点を挙げると、4回戦の前に関学大の優勝が決まるが、金丸は「想定外のことが起きたので…優勝が決まっているか決まっていないか分からないですけど、その日に向けてしっかり調整していきたい」と話した。
報知新聞社