8TB HDDが半年ぶりに1.6万円割れ、NAS向けHDDは東芝「N300」やSeagate「IronWolf Pro」の一部が急落 [11月後半のHDD価格]
デスクトップ向け8TB HDDが半年ぶりに1.6万円割れ、NAS向けは東芝「N300」などが急落も 【画像】4TB HDD最安の東芝 DT02ABA400は9,980円(11月23日撮影) Seagateのデスクトップ向けHDD「BarraCuda」が値下がり。ST8000DM004(8TB)が200円安の15,980円(1GB単価2.00円)、ST6000DM003(6TB)が200円安の13,080円(2.18円)、ST4000DM004(4TB)が100円安の10,780円(2.70円)で特売。8TBと6TBは今回調査の最安で、8TBが16,000円を切るのは5月11日調査時(15,880円)以来だ。 Western Digital「WD Blue」は前回見られた特価が終了し、WD80EAAZ(8TB)が1,260円高の17,480円、WD40EZAX(4TB)が1,500円高の11,480円に上昇。どちらも平均価格が10%前後上がった。東芝はDT02ABA600(6TB)が13,980円、DT02ABA400(4TB)が9,980円で変わらず、後者は引き続き4TBクラスの最安となっている。 □東芝「N300」の10TBが3万円割れ NAS向け・ビジネス向けは、東芝「N300」シリーズの一部が大きく値下がり。14TBが2,180円安の37,800円、10TBが4,000円安の29,800円、6TBが1,880円安の21,800円となった。10TBクラスの3万円割れは5月5日以来だ。 一部ショップで販売されている「N300」の2台組(N302)も下落。14TB×2台(合計28TB)が5,000円安の74,800円、10TB×2台(20TB)が8,000円安の58,800円、6TB×2台(12TB)が4,010円安の42,790円となった。 同じく東芝のNAS向け「MN」シリーズは、MN08ADA800(8TB)が1,920円安の21,800円に下落。一方で上昇も見られ、MN09ACA18T(18TB)は2,020円高の51,800円、MN07ACA14T(14TB)は1,820円高の39,800円、MG10ACA20TE(20TB)は1,930円高の59,900円、MG10ADA10TE(10TB)は1,180円高の34,980円に上がっている。 東芝のサーバー向け「MG10-D」シリーズからはMG10ADA200E(2TB)が販売開始。回転数7,200rpm、キャッシュ512MBで、価格は19,980円だ。 Seagateも「IronWolf Pro」の一部が下落。ST22000NT001(22TB)が4,000円安の79,980円、ST10000NT001(10TB)が2,030円安の52,700円、ST4000NT001(4TB)が1,050円安の27,390円となった。「IronWolf」はST8000VN002(8TB)が1,720円安の27,980円で特売中。ST12000VN0008(12TB)は在庫ショップ数の減少で4,820円高の49,800円に上がっている。 Western Digitalは「WD Red Plus」4~8TBが大幅特価の終了で上昇。WD80EFPX(8TB)が2,800円高の30,480円、WD60EFPX(6TB)が2,480円高の23,780円、WD40EFPX(4TB)が2,020円高の18,780円と10~12%上がった。見逃した向きには残念だったが、ちょくちょく特売されているモデルなので、本誌の特価情報をこまめに参照してほしい。
AKIBA PC Hotline!,サハロフ佐藤(佐藤 純一)