東九州龍谷は4大会ぶり4強ならず 忠願寺姉妹の春高に終止符… 秋本美空擁する共栄学園に苦杯【春高バレー女子】
◆バレーボール・全日本高校選手権 東九州龍谷0―2共栄学園(7日、東京体育館) 女子の準々決勝で5大会ぶりの頂点を目指した東九州龍谷(大分)は0―2(21―25、15―25)で共栄学園(東京)に敗れた。 ■東福岡、川内商工が準々決勝で対戦【写真速報】 昨夏の全国総体4強。1年生エースの妹・莉桜(りおん)と、強打を持ち味とする大黒柱の3年生で姉の風來(かえら)の忠願寺姉妹を擁する東九州龍谷と、2012年ロンドン五輪銅メダルの、大友(旧姓)愛さんを母に持つ秋本美空を擁する共栄学園の注目の対決は第1セットから激しい攻防となった。 莉桜のスパイクで東九州龍谷が先手を取ると、共栄学園も秋本を中心に攻めて互いに一歩も引かずにポイントを取り合う展開に。それでも13―13からの3連続得点で東九州龍谷が流れをつかんだかに見えたが、食らいついた。最終盤には秋本のサービスエースも飛び出して共栄学園が先取した。 第2セットも東九州龍谷の莉桜、共栄学園の秋本の世代屈指の両エースが果敢に打ち合った。秋本は開始から2連続得点をマーク。終始強烈な存在感を示した。東九州龍谷も莉桜が相手ブロックをはじいて得点すれば、風來もサービスエースでポイントを奪ったが、及ばなかった。 ▼▼バレーボール・パリ五輪代表の「春高」時代【写真特集】▼▼