猫が爪とぎをするのに選びがちな「家の中の場所や物」はどこ? 困ったときの対処法とは|獣医師解説
みなさんの愛猫は、「爪とぎ器」で爪をといでくれますか? なかには、「やめて~!」と思ってしまうような場所で爪とぎをしているコもいたりして……。 【写真】天井近くの壁で爪とぎする猫
【調査】 愛猫は、爪とぎ器以外の「家の中の特定の場所や物」で爪をとぐことがある?
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん118名に「愛猫は、爪とぎ器以外の『家の中の特定の場所や物』で爪をとぐことがあるか」アンケート調査を実施。すると、飼い主さんの75%が該当する結果になりました。 では、愛猫は具体的に家の中のどのような場所や物で爪とぎをするのでしょうか。また、その場所や物で爪とぎをされるのが困る場合、飼い主さんは何か対策をしているのでしょうか。飼い主さんたちに、愛猫の爪とぎに関するエピソードを聞きました。
家具が……
「座椅子でされ、ぼろぼろになっています。座椅子に着なくなった服をかけてカバーにしていますが、座椅子をなくすのは難しいので、カバーがダメになったらまた次の服をカバーにしています。」 「ラグ、ソファラグは引っ掻いてもほつれないものに変えたが、それがかえってとぎやすいらしく、そばに爪とぎ器を置いてもとぐ(苦笑)」 「ソファの背に乗って、背面の壁で爪とぎすることがあります。名前を呼ぶとやめるので、かまってしまいます」 「ソファやベッドの側面、カーペットなど硬めの布でバリバリ爪とぎするのが大好き。家の壁や柱でされるよりマシなので、対策はしていません」 「メッシュ素材のパソコンチェアで爪とぎをします。服などで覆うとしないので、とがれたくない椅子には掛けて対応しています」
柱や壁が……
「柱。代々の愛猫が爪をといだ場所で必ず爪とぎをします。 猫の視線にちょうどいい高さなんだと思います。困ることはありませんが、一応は声をかけます」 「壁の角でやってます」 「玄関の柱と階段の手すり。対策はしてません」 「新築の家の壁で爪をとがれて壁紙をビリビリにされました……。それからは爪とぎ防止シートを貼ったり、爪とぎ器を増やして対応しているのですが、ときどきビリビリされちゃいます」