【ヤクルト】山崎晃大朗、笑いあふれた引退試合「全部が中途半端な選手でした」自虐的に笑い誘う
<ヤクルト2-5広島>◇3日◇神宮 笑いにあふれたコータローの最後だった。今季限りで引退するヤクルト山崎晃大朗外野手(31)が、本拠地最終戦で現役最後の試合を終えた。高津監督から「非常に男前で。あ、中身が男前で。先輩からいじられ、後輩から嫌がられ、走攻守3拍子非常に微妙な選手でした」と愛のあるイジりを受け、山崎は「監督が言うように、すごく全部が中途半端な選手でした。打っても2割5分、盗塁も2桁届かない、打点もちょっと少ない」と自虐的に笑いを誘った。 前日2日の青木の引退試合では、全員が青木の背番号23を着用。村上から「温度差が…」とイジられるように、全員が背番号31のユニホーム…はなかった。試合前練習で村上、内山ら一部の選手が粘着テープで背番号31を背中に記した。高津監督に直訴し、フル出場で4打数2安打。「みなさんに笑って送り出してもらえて良かった」と笑顔で神宮を去った。 ▽ヤクルト山田(9回の14号ソロで通算300号にあと1本)「打てればいいなとは思いますけど、大振りにならないように気を付けたい」