「メルセデス・ベンツ」を買おうと思ったら、どれだけの「年収」が必要？中古車なら「年収300万円」でも買える？
憧れの高級車として知られるメルセデス・ベンツは、洗練されたデザインと圧倒的な性能により、多くの人を魅了し続けています。しかし、いざ購入するとなると、その価格は決して安くありません。一体、どれくらいの年収があれば、メルセデス・ベンツをマイカーとして迎え入れることができるのでしょうか？ ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要？ 返済額を試算してみた！
メルセデス・ベンツの購入費用
メルセデス・ベンツの価格はモデルや仕様によりますが、一般的には表1のような価格帯となっています。 表1
価格.com「メルセデス・ベンツの新車情報」を基に筆者作成 GクラスやSクラスのような高級SUVやセダンは、新車価格が1000万円を超えることが珍しくありません。一方、Aクラスのようなコンパクトカーの場合、新車価格は500万円前後と購入のハードルが少々下がります。高級モデルでも、中古車なら新車価格の約半分で購入できることがあります。 ■車の年間平均維持費 車は購入後も、さまざまな維持費がかかります。 総務省「家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2023年（令和5年）平均結果」によれば、2人以上の世帯における自動車等関係費の月平均額は2万5316円でした。年間で換算すると約30万192円になります。 年間30万円の中には、車検費用、税金、保険料、ガソリン代、修理・メンテナンス費用などが含まれます。これらの費用は月々の支出に分散されているため、大きな支出と感じにくいかもしれませんが、年間で見るとかなりの額といえるでしょう。 車を購入する際には、車両本体の価格だけでなく、このような維持費も考慮して予算を立てることが重要です。特にメルセデス・ベンツなどの高級車の場合、保険料やメンテナンス費用も高額になることが予想されます。
一番安いモデルであるAクラスの中古車をローンで購入した場合
メルセデス・ベンツの一番安いモデルであるAクラスの中古車価格を基に、ローンで購入した場合の年間費用を計算します。Aクラス2018年モデルの中古車価格が価格コムで145万円～とありますので、この価格を基に計算します。 マイカーローンで150万円を60ヶ月で借りた場合の金利と月々の返済額は表2の通りです。 表2
