インカレフィギュア、明治大の住吉りをんが首位発進 全日本後はうずしおクルーズ体験でリフレッシュ
フィギュアスケートの日本学生氷上選手権大会(全日本インカレ)が山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園アイスアリーナで開かれている。1月6日は女子7・8級ショートプログラム(SP)があり、明治大学3年の住吉りをん(オリエンタルバイオ/明治大学)が64.40点で首位発進した。2位は中京大学2年の河辺愛菜で63.67点、3位は岡山理科大学4年の三宅咲綺で62.89点だった。女子フリーは7日14時40分から行われる。 【写真】華麗な演技を見せる住吉りをん
住吉りをん「気持ちよく滑ることができた」
住吉は冒頭のダブルアクセル(2回転半)ジャンプをきれいに決めると、続く3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプも加点をもらった。「すごく楽しい雰囲気の中で気持ちよく滑ることができたんですけど、最後のジャンプだけ気持ちが空回りしてしまった。フリーでは最後まで集中したい」 年末年始は淡路島と徳島に家族旅行にでかけた。鳴門海峡の「うずしおクルーズ」を体験したり、大塚国際美術館を訪れたりしてリフレッシュした。まずは全日本選手権前に発症した腰痛の回復に努める。今月中旬に出場予定のFISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ(イタリア)に向けて、「一つひとつ丁寧にやりつつ勢いよく、というのを目指していきたい」と意気込んだ。
2位の河辺愛菜「優勝したいです」
河辺はダブルアクセルや単独の3回転フリップを確実に決めた。「悔しいところもあるんですけど、大きなミスなくまとめられて良かった。中京大学の代表として選んでいただいたからには優勝したいです」。年末の全日本選手権ではフリーで好演技を披露した。「フリーは『出し切れた』と思える演技が久しぶりにできて自信になった。この試合でも『出し切れた』と思えるぐらい滑りたい」と話した。
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