浅田真央さんプロデュース〝夢のリンク〟完成「春には桜が満開。それをみながら練習もできる」「世界一のリンクです」
フィギュアスケートの元世界女王で、プロスケーター・浅田真央さん(34)がプロデュースしたスケートリンク「MAO RINK」のオープニングセレモニーが8日、東京都立川市の同施設で行われた。 【写真】姉の舞さんと息の合った演技を披露する浅田真央さん 浅田さんは10代のころから「いつか、自分のスケートリンクをつくりたいんです」と、ことあるごとに話しており、ついにその夢が実現した。 多摩都市モノレール立飛駅から徒歩5分の約9700平方メートルの巨大な敷地を、不動産事業を展開する立飛ホールディングスが提供した。オリンピックなどと同じ国際規格のメインリンクに加えサブリンクも併設されており、浅田さんは「世界一のリンクです」と胸を張った。 現役時代は1日中、リンクで練習をする日々が続いたことから、サブリンクにはあえて大きな窓をつけた。「春には桜が満開になるんです。それをみながら練習もできる」と浅田プロデューサーのこだわりがいたるところにちりばめられているのも特徴だ。 浅田さんは「プロスケーターに区切りをつけたら、指導者としてやっていきたい」とポスト真央の育成にも意欲満々だった。 (久保武司)