翔也(佐野勇斗)「こんな気持ち、初めてだべ」 誰かの役に立つことの嬉しさを知る(ネタバレあり):朝ドラ「おむすび」
佐野勇斗が初出演するNHK連続テレビ小説「おむすび」の第69回が1月9日に放送された。(ネタバレあり) 【写真】NHK連続テレビ小説「おむすび」第69回場面カット 本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、“平成青春グラフィティ”。 佐野勇斗が演じる四ツ木翔也は、プロ野球選手を目指し社会人野球チームに所属したが、肩を壊して選手生命が絶たれてしまう。四ツ木という姓と眼鏡姿から、高校時代「福西のヨン様」と呼ばれていた。栃木県出身。 【1月9日放送 第69回 】 前回、会社の試食会の準備を任された翔也。 順調に進んでいたが、突然モニター10人が来れなくなってしまい、協力者を探すため会社中を駆け回る翔 也。他部署を当たるも断られ、間もなく定刻の時間に。 結が必ず戻ってくるから待ってほしいと頼むが、周りは諦めて片付けを始めてしまう。 すると、翔也が走って戻ってきた。 「すみません!お待たせしました!野球部の皆さんが協力してくださるそうです。」そこには星河電器の野球部の監督・部員達の姿が。翔也は最終的に野球部に協力をお願いしていた。そして、翔也と結は目を合わせ微笑み合った。 試食会は無事終了。 食堂を去っていく監督・部員に向かって翔也はお礼をする。翔也は、野球部の部員から「翔也、頑張ってな!」「たまには顔出せよ」と、監督からは「四ツ木、スーツ姿、様になってきたやないか。頑張れよ。」と励ましの言葉を言われる。残って作業をしている翔也のもとに結が訪れる。差し入れのおむすびを持ってきてくれた。 「うんめぇ~!」と嬉しそうに食べる翔也。 アンケートの結果を2人で見ている。 “冷めても美味しい”という意見もアンケートと一緒に提出しようと話す。  野球部の話題になり、翔也は真っ先に野球部が思い浮かぶも、行きづらくて最初に頼みに行くことが出来なかったが、あの時はそんなこと言ってる場合じゃなかったと打ち明ける。帰り道、打ち上げしようと結が言い、太極軒に行こうとするが、翔也の提案で節約のために行くのをやめようと決意する。そして、相変わらず走って帰る翔也だった。 後日、翔也が「俺、褒められたべ!」と結に嬉しそうに話す。 翔也がまとめたアンケート結果の資料の出来が良く、開発部の課長から褒められたのだった。「こんな気持ち、初めてだべ。」と翔也は言い、 野球で味わった気持ちとは違うが、誰かの役に立つことがこんなに嬉しいものなのだと初めて知った翔也。 そんな嬉しそうな翔也を見ながら、結はお金が貯まって2人で暮らす目途が立ったら、家族に自分たちの気 持ち・これからのことをきちんと話そうと伝える。翔也も緊張すると言うも、笑顔で前向きな様子。 翌年、平成22年の元旦。 街中がお正月のおめでたい雰囲気の中、米田家は張りつめた緊張感に包まれていた。 そこには、栃木からはるばるやってきた翔也の両親の姿もある。 翔也「2人でこれからの生活について話しました」と家族全員の前で告げる。 翔也と結、2人の結婚は果たして認めてもらえるのだろうか・・・ 【放送情報】 連続テレビ小説『おむすび』 NHK総合 月曜日~土曜日 朝8時~ ※土曜は1週間の振り返り 【キャスト&スタッフ】 出演:橋本環奈 佐野勇斗 麻生久美子 宮崎美子 北村有起哉 松平健 脚本:根本ノンジ 音楽:堤博明 主題歌 :B’z「イルミネーション」 演出:野田雄介、小野見知、松木健祐、盆子原誠、大野陽平、工藤隆史、原田氷詩