昭和に「iPhone」があったら29万円!? 1ドル75円なら「約6万円」だけど、ドルって安いほうが「お得」なの?
円高と円安、どちらが良いの?
日本企業や日本に住む人への円高と円安の影響は次のように説明されます。 ●円高のメリット:輸入財や外国の資産、サービスを安く買える ●円高のデメリット:輸出企業の円での収入が減る、生産拠点が国外に移転する(雇用にマイナス効果) ●円安のメリット:輸出企業の円での収入が増える、生産拠点が国内に回帰する(雇用にプラス効果) ●円安のデメリット:輸入財や外国の資産、サービスが高くなる 円高と円安は、勤め先の業種や業態、外国資産の保有状況など、外国の企業や個人との関わり具合によって影響が異なるため、どちらが良いのかを一概にいうことはできません。ただ、国民経済、自国通貨の強弱などマクロ的な観点では、円高のほうが望ましいという考え方もあります。
まとめ
ニュースを見ながら家族の疑問に答える場面を想定し、為替レート、円高・円安について簡単に復習しました。役に立つ機会があれば幸いです。 執筆者:福嶋淳裕 日本証券アナリスト協会認定アナリスト CMA、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定 CFP(R)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本商工会議所認定 1級DCプランナー(企業年金総合プランナー)
ファイナンシャルフィールド編集部