頻発する「個人情報の流出」…不安を感じたらやっておきたい2つのチェック&流出時の対処法を解説
◆個人情報が流出した可能性がある場合はどうするべきか
GoogleやAppleのパスワードチェックツールで「流出した可能性がある」と表示された場合、まずは「流出した可能性のあるサイト」のパスワードを変更しましょう。 このとき、同じパスワードを使い回している他のWebサイトでも忘れずに変更することが大切です。面倒ですが、パスワードはWebサイトごとに違うものを設定するとよいでしょう。 その後は ・登録している個人情報に、身に覚えのない変更が行われていないか(電話番号など) ・通販サイトであれば、身に覚えのない注文履歴がないか ・ログイン履歴が見られるWebサイトであれば、自分が使っていない日時にログインされていないか をチェックします。 もし身に覚えのないメールやDMが届いている場合は、流出した可能性の高いWebサイトのサポートに問い合わせ、「サイトから自分の情報が流出しているかもしれない」と連絡しましょう。 またクレジットカードの番号が流出している可能性もあります。実際に不正利用された形跡があったら、クレジットカード会社に連絡し、カードの利用停止と再発行を依頼しましょう。 不正アクセスによって個人情報が流出してしまったら、上述の通り「これ以上、流出した情報による被害を増やさない」ようにすることが一番重要です。 【この記事の筆者:迎 悟】 家電量販店やキャリアショップなど、多数のチャネルで携帯電話販売の最前線に10年近く従事。その経験をもとに、現在はフリーランスライター・ブロガーとして活動している。携帯電話販売の現場インタビューや契約・使い方のハウツーを中心に、さまざまな媒体で執筆中。
迎 悟