パンチを浴び鼻から出血する、あきぴ

　11月23日（土・祝）に開催された格闘技イベント『DEEP JEWELS 47』（東京・ニューピアホール）にて、3分2Rパウンドありで行われるアマチュアSルールで元RIZINガールあきぴ（ABLAZE 八王子）がMMAデビュー。女子相撲出身の吉川桃加（JAPAN TOP TEAM）と、鼻血を出しながらも果敢に打ち合ったが、2RでTKO負けを喫した。 【フォト】あきぴ、鼻血を出す激闘！吉川がKO勝利する瞬間 　あきぴは元RIZINガールで、4児の母として育児に追われながらも柔術の試合にも定期参戦。ブラジリアン柔術の試合にも積極的に参戦し、現在は青帯を巻く。 　また昨年11月は東京・ニューピアホールにて開催された『DEEP JEWELS 43』の-54kg契約のグラップリングルール5分1Rに出場して横瀬友愛に一本負けを喫し、悔しい格闘家デビューとなった。これがMMAデビュー戦となる。 　吉川は相撲を小学校1年生から始め、高校生時代にはJKファイターとしてDEEPアマチュアマッチに参戦し、山崎桃子や平田樹と対戦経験がある。 　17年8月には日本テレビのバラエティー番組『有吉反省会』の企画『第8回全日本女子相撲郡上大会』にてタレントのぱいぱいでか美と対戦、寄り倒しで3秒で勝利しSNSでは「可愛すぎる」と話題となった。今回は約1年半ぶりの試合となる。 　試合は1R、いきなり打ち合いになると吉川のパンチであきぴが尻餅をつく形でダウン。吉川はがぶりからニンジャチョークに捉えるが、あきぴは首を捉えられたまま立ち上がって耐える。極まらないと見て吉川がチョークを解くと再び打ち合いに。吉川のパンチが顔面を捉えるがあきぴも気合いで打ち返す。 　2R開始前、あきぴは鼻から出血がありドクターチェックが入る。スタートするとパンチを振っていくあきぴ。吉川は組んでの膝からテイクダウン、さらにすぐにマウントへ移行すると鉄槌を落とす。動けないあきぴを見て、2R1分1秒でレフリーがストップ。吉川が復帰戦で勝利を収めた。 　敗れたあきぴは、試合後に自身のXで「応援してくれていたみなさん、ありがとうございました。なにも出来ずに負けてしまいました。たくさん応援してもらったのにごめんなさい」とメッセージ。 　そして「コツコツ練習頑張って、必ずまた戦います。成長した姿を見せることができるように頑張ります。またあの場所に戻ります」と語った。 　そのコメント欄には「ダメージ大丈夫ですか？」と心配の声もあったが「とてもカッコいい闘いっぷりでした！」「勇気もらった」「真っ向勝負に感動しました」など、試合に感動したという声が多く並んだ。 　初のMMA戦で鼻血を出すダメージも、一歩も退かずに打ち合う姿を見せたあきぴ。次戦にも期待したい。