眠れる個人資産2,000兆円を動かす! SMBC日興証券の「ニーズを捉えたコンテンツ施策」
┌────────── 我々の作るコンテンツが、その専門性ゆえに苦手意識をお客さまに植えつけていないかどうか。また若い世代がどう感じているのか。ターゲット世代の社外ディレクターさんに相談できたのは、非常に心強かったです(美根氏) └──────────
直近リリースした米国株に関連する一連のコンテンツも、アップ早々に検索上位を獲得するなどパフォーマンスが高い。「米国株 取引時間」というキーワードでは、コンテンツ公開からかなり短い期間で検索上位表示できたという。
2023年6月時点では、検索1位を獲得。強調スニペットにも入っており、検索結果での視認性も高く、米国株サービスの認知アップに貢献している。
■ ポイント2:用語集からコラムへ回遊率アップ すでにサイト内に200本ほどあった用語解説ページからコラムへの誘導も厚くした。
検索上位に来ている用語解説ページも多かったが、美根氏は「ユーザーが本質的に知りたいのは単に用語の意味だけではないのでは?」と考えたという。そこで、ポップアップ表示などでコラムへの誘導を追加して、回遊率を高めるような施策を実施した。
■ ポイント3:複雑な仕組みはマンガでわかりやすく
投資初心者の社外ディレクターが一番苦労したのは、FXのコラムだったという。初心者のFXへのイメージはどうしてもギャンブル性が強い。そこで、例えば会社員の副業投資家が長期保有する方法もあるなど、初心者として印象が変わった点をコラムで活かすといった工夫を施した。 さらに「FX=難しい」イメージの払拭のため、2021年4月にはマンガコンテンツも追加した。Faberがユーザーの検索意図を踏まえた構成案を作り、マンガ制作会社に依頼したという。 ┌────────── 当社はFXを取り扱う証券会社としては後発ですが、ユーザーからの閲覧が多いコンテンツ施策に成功しました(美根氏) └──────────