とつぜん犬に近づき、口元に手を… オヤツ?毒薬?何をあげたか聞いても無視「下手すると命に関わる」「オヤツあげたかったんだろうけど」
飼い主の許可を取るのは、犬と「あなた」を守るため
ーー今回の件を通して、改めて多くの方に知ってもらいたいことはありますか? 「SNSにも投稿しましたが、犬も人間と同じでアレルギーを持っていたり、持病などで食事制限をしている場合があるため、それが犬用のおやつだとしても、体調を崩したり、最悪、犬の命を奪う危険性があります。ましてやそれが人間用の食べ物であればなおさらです。 犬にも感情があり、鋭い牙を持ち合わせていることも忘れないでほしいです。犬が本気を出せば、小型犬だとしても容易に人間を傷つけることができます。普段は穏やかな犬でも、躾をきちんとしている犬でも、特別な状況下や突発的なことが起きた時、また興奮状態になった場合は、予想外の行動をとったり、飼い主の指示も届かなくなることがあります。飼い主側が愛犬を過信せず気を付けるのはもちろんですが、どんなに躾をされた穏やかな犬でも、状況によっては100%大丈夫…とは言えないことを、皆さんに理解しておいていただきたいです」 ◇ ◇ また、「相手の飼い主に無断で自分の愛犬を近づけ、犬同士を挨拶させようとする行為も非常に危険なんです」と、向日葵ちゃんの飼い主さんは言う。 「『近づけても大丈夫ですか?』と一言かけていただければまだ良いのですが…。犬同士の相性もありますので、相手の飼い主に必ず確認してほしいです」(きまぐれひまわりさん) なお、もし「おやつ」や「触れ合い」の申し出を飼い主さんに「断られた」としても、どうかくれぐれも気を悪くしないでほしい。それは犬と「あなた」の安全を守るためなのだから。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)
まいどなニュース