【岩手県のお土産レシピ】 さば生利&どべっこ漬けのっけごはん 青唐辛子の辛さがさばに合う!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.14 さばの生利&どべっこ漬けのっけごはん
岩手旅のお土産シリーズその2。盛岡のスーパーで購入した「さばの生利」(さばのなまり)。 カツオの生利は頂いたことがありますが、さばの生利は初めてです。 生利とは魚の頭部・内臓を取り除いて、そのまま蒸したり、茹でたりしたもの。 生姜醤油に漬けたりするといいらしいのですが、私は手でほぐして、遠野市で購入した「どべっこ漬」と一緒に和えてみました。 ちなみに遠野ではどぶろくの事を「どべっこ」と言うそうで、どべっこ漬には、どぶろくに使う米麹が使用されてます。 青唐辛子と米麹を混ぜて熟成させ、大根もろみ漬・胡瓜もろみ漬を細かく刻んで混ぜたもので、青唐辛子の特有の辛さが利いてます。 この組み合わせ、大正解! くぅぅ~、ごはんに合う合う! ■材料(1人分) ・さばの生利:1/4本 ・どべっこ漬:好きなだけ ・ごはん:適量 ■作り方 (1) さばの生利の骨をぬき、手で裂く。どべっこ漬けと和え、ごはんにのせる。 ※どべっこ漬はかなり辛いので、少しずつ様子を見ながら混ぜて。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ