通学路が完全に坂 「やはり危険かなと」出校日が急遽オンラインに…PTAの除排雪で学校の冬休み明けに間に合うか
RAB青森放送
★菅原厚キャスター 「合浦小学校からほど近いこちらの交差点には雪の塊の中に通学路となる歩道ができていまして、このように完全に坂になっていまして、この段差 子どもたちにとってはちょっと危ないですね」 心配されるのが、来週で冬休みが終わる小中学校の通学路。 青森市内の多くの小学校では9日が登校日でしたが…。 ★菅原厚キャスター 「きょうが登校日というこちらの小学校ですがクラスにはこどもたちの姿がありません。教室にいるのは先生一人だけパソコンに向かってこどもたちに話しかけています」 久しぶりに顔を合わせた子どもたちでにぎやかになるはずだった教室。 合浦小学校では通学路の安全が確保されていないため、急遽オンラインに切り替えました。 ★先生 「冬休み楽しかったこととかお年玉で何買ったとかその辺を簡単に」 ★男子児童 「スキーのセットを買いました」 ★先生 「ことしはスキー教室絶対100%できるこの状況なので」 「残り1週間あるけど事故にはくれぐれも気をつけて」 ★合浦小学校6年1組 奈良岡慎平先生 「この学年のこどもたちはオンラインでコロナ禍に授業していた世代でもあったのでみんな私が思った以上に慣れていてすごくスムーズに進みました」 市内の小学校では登校日をとりやめたところもあるということです。 ★菅原厚キャスター 「この入り口のところに数十センチの段差ができているんですね これだとかなり歩きづらいです」 合浦小学校では始業式前にPTAが通学路の除排雪を行い道幅を確保するとしています。 ★合浦小学校 増尾敏彦校長 「大雪で通学路どうなっているのかなと周りをみたらやはり危険かなと」 「万全な体制を整えて15日(始業式)はこどもたちを迎えたいなと思っています」 多くの小中学校が今月15日から授業を再開します。 子どもたちが安全に学校に通えるよう対応が急がれます。