モバイル社会研究所、15年分の利用動向をまとめた「モバイル社会白書」を無償公開
NTTドコモ モバイル社会研究所は、2010年から2024年までの15年間にわたり、モバイルICTの利用動向をまとめたデータブック(PDFファイル)を同研究所のWebサイトで無償公開した。 【この記事に関する別の画像を見る】 同データブックでは、スマートフォンや携帯電話がもたらした社会の変化や利用者の行動・価値観の変化に焦点を当て、さまざまな角度から分析した。調査結果によると、スマートフォン比率(2代目まで含む)は年々増加し、2024年では97%という結果となっている。また、スマートフォンの所有開始年齢やキッズケータイの所有開始年齢など、豊富なデータを掲載している。 また、モバイルICTの利用動向だけでなく、子供やシニアの利用実態のほか、防災・減災、コロナ禍以降のニューノーマル時代におけるスマホ利用時の行動・意識、SNSの利用動向、健康意識などの幅広い内容を網羅した。 近年のトピックとして、生成AIとAIエージェントの進展や特徴、コロナ禍によるキャッシュレス決済やネットショッピングの活用、ランサムウェア攻撃・標的型攻撃の増加などを取り上げ、データやコラムを交えて詳しく紹介する。 なお、同データブックの内容をまとめた書籍『データで読み解くモバイル利用トレンド 2024-2025 モバイル社会白書』がエヌ・ティ・ティ出版株式会社(NTT出版)から発売された。同書籍は、全国の書店やネット書店などで購入が可能。定価は1,980円(本体1,800円+税)で、電子版は無料となっている。 ●主な内容 巻頭言 モバイル技術の進化と社会調査 2023~2024年のモバイルICT 社会トレンド総括 第1章:携帯電話の所有・利用状況 コラム1:生活の中での運動:勤労者における健康と運動へのICT利活用 第2章:モバイル・コミュニケーション コラム2:モバイルとAI 第3章:コンテンツとメディア コラム3:「推し」の存在はスマホ活用につながるのか? 第4章:ニューノーマル コラム4:新型コロナウイルスのパンデミックで始まった「ニューノーマル」とキャッシュレス決済の進化 第5章:安心・安全 第6章:防災・減災 第7章:子どものICT利用 第8章:シニアの生活実態とICT利用 コラム5:シニアのICTの普及は格差を縮めるか、拡げるか ■ 書誌情報 書名:『データで読み解くモバイル利用トレンド 2024-2025 モバイル社会白書』 編者:NTTドコモ モバイル社会研究所 定価:1,980円(本体1,800円+税10%) 発売日:2024年11月12日 判型:A5判 ページ数:368ページ ISBN:9784757104051 発行:エヌ・ティ・ティ出版株式会社 ●モバイル社会白書2024年版【調査データを無償公開中!】
こどもとIT,編集部