レアル・マドリー、ナチョに続いてホセルも退団とスペイン紙報道…サウジかカタールに移籍する考えを固めた模様
FWホセル・マトは、どうやら中東へと移籍するようだ。 昨夏エスパニョールからの1年レンタルによって、下部組織に在籍したことがある心のクラブ、レアル・マドリーに復帰を果たしたホセル。マドリーでは途中出場が多かったものの公式戦38試合で14得点を記録し、とりわけバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでは、終了間際に立て続けに2得点を決めてチームを劇的逆転勝利に導き、通算15回目の同大会制覇に大きく貢献している。 レアル・マドリーはエスパニョールからホセルを買い取る考えで、同選手に対して1年の契約延長オファーを提示したと報じられていた。しかしホセルは熟慮した結果、欧州の外でプレーすることにしたようだ。スペイン『マルカ』曰く、同選手はまだ交渉しているクラブと合意こそしていないものの、サウジアラビアかカタールと中東に移籍する考えを固めているという。カタールではアル・ガラファが移籍先の最有力候補とのことだ。 レアル・マドリーはカルロ・アンチェロッティ監督が、ほかに似たタイプのストライカーがいないこともあって、ホセルの残留を求めていたとされる。だが同クラブには今夏、FWキリアン・エンバペ、FWエンドリッキと新たなストライカーが2人加入する予定で、それも34歳のFWの考えに影響を与えたのかもしれない。 なおレアル・マドリーでは、主将DFナチョ・フェルナンデスがサウジアラビアのアル・カーディシーヤに移籍することが濃厚とされており、『マルカ』曰く、すでに2年契約を締結したとのことだ。