『すき家』の従業員が実践する「ネギ玉牛丼」を格段に美味しくするアレンジ法とは? アレとアレを足すだけで普通の牛丼には戻れなくなる! #食楽web #すき家
さて、かき混ぜた納豆を丼のネギの周りにのせます。上から見ただけだと、 “納豆タマゴかけご飯”のようにも見えますが、この下にちゃんと牛肉が控えているわけです。 これで完成ではありません。ここからが最大のポイント。 「ここに、卓上にある『すき家』オリジナルのフレンチドレッシングをたっぷりかけてください。味の想像がつかない人もいるかもしれませんが、これがあるのとないのとでは大違い。よくかき混ぜて食べてみてください」(S君)
レンゲを使ってよくかき混ぜて食べてみると、納豆と生卵によって丼の中のごはんや肉が一体化してとろ~り。まるでとろろご飯を食べているような食感です。もともと牛肉が柔らかいこともあって、まるで飲むように食べられます。そこに加わるのが青ネギのシャキシャキ感。これがアクセントとしていい仕事をしてくれます。 そして味わい。特製コチュジャンのピリ辛加減、牛肉の旨み、卵黄のコク。それらを、あのフレンチドレッシングが見事にまとめてくれるんです。ほんのり甘くてまろやか、さらに酸味もあるフレンチドレッシングが、丼ぶり内のバラバラな味を上品にまとめて底上げしてくれるわけです。
スルスル食べられて、S君の言うようにご飯とおかずのバランスもちょうど良く、最後まで美味しく食べられました。しかも肉、納豆、タマゴで、良質なタンパク質もたくさんとれて、ものすごく健康的じゃないですか! 未体験の方は、ぜひこの「ねぎ玉牛丼」アレンジをお試しあれ。普通の牛丼には戻れなくなると思いますよ。
(撮影・文◎土原亜子)