金沢学院大付、初出場いきなり歴史的勝利 強豪・鹿児島城西とのPK戦を制す【高校サッカー】
◇29日 サッカー 第103回全国高校選手権1回戦 金沢学院大付(石川)0―0鹿児島城西=U等々力 初出場の金沢学院大付は、8大会ぶり8度目の出場となる鹿児島城西に0―0で突入したPK戦の末に勝利し、大会初勝利を挙げた。31日の2回戦で帝京(東京B)と対戦する。 前半からダイレクトパスを連続でつないで相手をかわしながら好機を作った金沢学院大付。前半14分には左サイドの崩しから最後はゴール前でフリーのMF岡山拓未(3年)がシュートを放つも、枠を捉えられず。同35分にもゴールかと思われたFW丸山幹太(3年)のシュートがライン上で相手DFにクリアされ得点ならなかった。 後半はプレスを強めた相手の前に前半見せたパスワークは鳴りをひそめ、攻撃にセットプレーから危機を招く場面もあったが決定機を許さずに無失点で前後半の80分が終了。0―0で突入したPK戦では両チームともに1本ずつを止められて迎えた5人目で先行の金沢学院大付のFW丸山が確実に決めたのに対し、後攻の相手のシュートがバーをたたき、金沢学院大付の勝利が決まった。 初出場の金沢学院大付が、高校年代最高峰の高円宮杯U―18プレミアリーグに参戦する相手から歴史的勝利をもぎ取った。
中日スポーツ