日本産の酒への人気が高まっているイギリス・ロンドンで日本酒やビール、ウイスキーなどを紹介する大規模なイベントが催されました。 【図解】適切な飲酒量の指標「純アルコール量」とは？ NNNロンドン　鈴木あづさ記者 「今年初めて開催されたこちらのイベント。日本産のビールやウイスキー、焼酎、ワインなどが200種類以上集められています」 イベントでは和太鼓や現代舞踊が披露され、従来の日本酒のイメージを覆すスタイリッシュな演出が訪れた人の目を引いていました。 イベントに参加した女性 「すてきな雰囲気です。場所もいいし、日本の酒をさらに魅力的なものにしていると思います」 イベントに参加した男性 「日本のお酒には西洋にはない『うまみ』があると思います。 日本は工芸品や手作り品を大切にする国というイメージですが、それが素晴らしいと思います」 日本国内では日本酒などの消費量が減少傾向にある中、業界では世界市場の開拓を進めていて主催者によると去年、日本酒のイギリスへの輸出額はおよそ5億円。この10年で2.5倍に増えたということです。 イギリスでの人気ぶりに、主催者はさらなる広がりを期待しています。 イベントの主催者 「日本産のお酒が日本食だけではなくて英国のライフスタイルの中に食文化の中にカッコよくすんなりと入っていける、自然な形になることを願っています」