「手遅れになる前に契約しろ」バルセロナ、ユーロで躍動するニコ・ウィリアムズ獲得に関心か?16歳の神童も「同じ時間を…」
第 UEFAユーロ2024(EURO2024)でヨーロッパの競合が激しい戦いを繰り広げる中、印象的な活躍を見せる選手たちには今夏の移籍の噂も出始めている。英メディア『90MIN』は、バルセロナがスペイン代表で活躍するニコ・ウィリアムズ獲得に強い関心を示していると、現地時間22日に報じていた。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! スペイン代表のニコ・ウィリアムズは、イタリア代表との試合でオウンゴールを誘発し、貴重な決勝点のきっかけになるなど無敵艦隊の攻撃の中心として躍動していた。EUROでの活躍はもちろんのこと、今季は所属しているアスレティック・ビルバオで31試合に出場し5ゴール11アシストと驚異的な成績を残している。 データサイト『FBREF』によると、今季はプログレッシブキャリー143回でリーグ4位、エリア内へのキャリー62回でリーグ6位、ドリブル成功回数86回でリーグ2位とラ・リーガの中でもずば抜けた成績を残していた。 スペインメディア『MARCA』は、「ラポルタ、ニコにサイン、ニコにサイン…」と主張したバルセロナサポーターの声を紹介しており、同クラブのサポーターの間でも獲得が望まれている様子を報じている。 また、英メディア『90MIN』は、「バルセロナは手遅れになる前にニコ・ウィリアムズと契約しろ」と題した記事の中で、「ニコは素晴らしい選手だし、彼と同じ時間をロッカールームで過ごせたらいいなと思っている」とコメントする16歳の神童ラミン・ヤマルの発言について伝えていた。成績は申し分なく、サポーターにも選手にも望まれていることから、バルセロナが獲得に動く可能性も否定できないだろう。 もっともバルセロナは財政難に苦しんでおり、同メディアは「売却をせずに移籍市場で使える資金があまりない」と前置きした上で、「もしバルセロナが今夏契約しないなら、代わりに他のトップクラブが契約することになるだろう」と、バルセロナが動かなければ今季のリーグ戦、そしてEUROで名をあげた同選手が他のビッグクラブに移籍する可能性が高いことを指摘していた。
フットボールチャンネル編集部