睡眠研究の第一人者が教える「昼間の睡魔」を解消できる“正しい休日の眠り方” たった3つの質問で「自覚ない睡眠負債」が判明
逆にいえば、血糖値を上げると眠りやすくなるという理屈になる。体がひもじい状態では眠れない。夕食が遅すぎて胃がもたれるのはよくないが、あまり早い時間の夕食だとかえって眠れなくなる。 空腹時で眠れないときは、ココアなど軽い糖質を摂るとよいそうだ。 ■年末年始で睡眠負債を返済する この年末年始は、公官庁の仕事納めが実質的に12月27日となり、年始の仕事始めが年明け1月6日。比較的、長期の休暇となる人も多いのではないだろうか。
1日に必要な睡眠時間には個人差があるというので、まずはこの時期から2週間程度、睡眠日誌をつけ始めて、毎日の入眠から翌日の起床までの睡眠時間、さらには平日と休日のそれぞれの中央時刻を記録する。 自分が睡眠負債の状態かどうかを自覚し、これまでのポイントを押さえて、この年末年始に睡眠負債の解消に向けて「眠り」を見直してみてはいかがだろうか。
君塚 靖 :えむでぶ倶楽部ニュース編集部 記者